スルガマリンガールズが5回コールドでエイジェックユースに快勝。2年ぶり優勝に向け、決勝戦進出を決めた。

スルガは初回、1死から2番・ 中谷伊緒莉が四球で出塁すると、盗塁と相手失策で進塁し内野ゴロの間に1点を先制。「2番バッターが初回に出塁できて、ノーヒットで1点取れたことが大きかったですね。」と岩見監督。先制したことで流れを掴んだスルガ打線は続く2回表、再び四球からチャンスを作ると、1番・金子実玲、2番・中谷、3番・栗田夏歩の三者連続タイムリーを含む打者一巡の猛攻で一挙5得点。序盤で大量のリードを奪う。

スルガは3回にも2点、5回にも2点を追加し合計11得点とすると、先発・山田千夏、2番手・加藤詩葉の継投で好調・エイジェック打線をスクイズの1点のみに抑え、5回コールドでゲームセット。投打共に好調の状態で決勝戦進出を迎えることとなった。

敗れたエイジェックユースは4人の投手が登板する継投と細かい守備交代で16人の選手が出場する総力戦となったが、勢いに乗ったスルガ打線を止めることができず、無念の準決勝敗退。中崎監督は「ここからもう一回チームを仕上げて、やり返せるように一から頑張っていきたいです。」と今シーズン中のリベンジに向けて意気込みを語った。