2025.07.26

モンスターレディース VS ヤングフェアリーズ

モンスターレディース 10-4 ヤングフェアリーズ

昨年準優勝のモンスターレディースが、苦しみながらも初戦を突破した。

ヤングフェアリーズ先発の船本百愛に対し、初回主将の1番・園田莉央が中前安打を放つと、犠打で二塁へ進塁。2死となるも死球で一、三塁と好機を広げ、5番・岡野琉花がレフトへの2点適時二塁打を放ち幸先よく先制する。

しかし直後の1回裏、先発・桐原雅姫桜が、ヤングフェアリーズ1番・今岡姫月に中前安打を浴びると、二盗を決められ、2番・田川采佳にライトへの適時二塁打を許し2-1。さらにピンチは続き一、三塁から三塁手の悪送球の間に同点に追いつかれる。

それでも3回、先頭打者の四球と相手の野選から無死一、二塁の好機をつくり、3、4番が倒れ2死となるも5番・岡野が右前適時打を放ち3-2と勝ち越し。さらに相手の悪送球間にも加点し4-2。

モンスターレディース先発の桐原は高仁監督も「よく2点で抑えてくれた」というようにリードは許さず2回2失点で降板すると、3回からは2番手でDHの岡野がマウンドへ。1死から四球を出すと、ヤングフェアリーズ3番・正田美咲希の中前安打、4番・船本への四球などで1死満塁の大ピンチを招く。続く打者はニゴロで本塁封殺とし2死とするも、6番・梅田芽衣に中前適時打を浴び4-3と1点差に。

打線は4回に2人の走者を出すも無得点に終わるが、5回に押し出し四球で再び2点差に。

しかし5回に岡野が中軸に2本の安打を浴びピンチを背負うと、5番・泉尾心結に中前適時打を許し5-4と1点差に迫られるも、6回に相手のミスの隙を突き6番・藤原史季菜の左中間を破る2点適時二塁打で7-4。7回には先頭の8番・村上陽菜乃のレフトへの三塁打を皮切りに、3番・森本灯がライトへの適時三塁打を放つなど3点を追加し、10-4と試合を決定づけた。

結局2番手の岡野が3回から毎回走者を出し、ピンチを背負う苦しい投球も一度もリードは許さない粘投もあり逃げ切った。

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