
西湘 Future 2-3 エイジェックユース(延長8回タイブレーク)
■エイジェック・小林茂生監督
「(西湘には)前回ヴィーナスリーグで対戦した時に2対14でコールド負けを食らっていて、絶対その借りを返すぞという意気込みで、“エイジェック祭り3日目”として臨みました。いつもいい試合の後に、変な試合をするので、シートノックから絶対隙を見せるなっていうところを伝えました。
勝つなら接戦だと思っていて1点先に点を取りたかったところで取れたので良かったですね。ただ1点だけではなかなか逃げ切れるとは思ってなかった中で逆転されて、すぐ同点に追いついたので、その集中力を褒めてあげたいです。大会を通じて、1回戦、2回戦、準々決勝でちょっとずつ成長してくれています。みんな今までは声なんか出なかったんですけど、試合中に会話とかできるようになってきました。
今大会、2番手で投げた大曾根、DHの石井、キャッチャーの多田出がラッキーガールだなと思っています。(犠打を使う堅実な攻撃について)普段からなかなか連打っていうのは出ないから、送れる時は送って、その次の打者には自己犠牲で送ってくれた選手のために、どうにか気持ちで返せとは言っていますね。
(サヨナラタイムリーの多田出選手には)最後、打席が回ったタイミングで『決めてこい』とは伝えました。
(8安打を浴びながら守備では粘った)私は今年から監督やってるんですけど、1番最初に言ったのが、“負けない野球”というのを目指そうということです。点を与えなければ引き分けはあっても負けはないから、どうにか無駄な失点を与えないように、キャッチボール・守備練習っていう基礎・基本はうるさく言ってますね。その成果が今日の試合に出たと思います。
(明日に向けて)明日は“エイジェック祭りファイナル”なので、でっかい花火を打ち上げてこいって言いました。」
■エイジェック・多田出美瑛奈選手(写真左)
「(初回のチームを勢いづけた二塁打について)この大会で初回の先頭で塁に出たのことがなかったので、絶対出ようっていう気持ちでした。(捕手としてリードでは)攻めるところは攻めて、緩急を使いながら打ち取れるようにしました。投手陣も要求通り構えたところに投げてくれて、リードもしやすかったです。(サヨナラタイムリーの場面では)狙い球とかはなくて、もう来た球を打とうと思っていました。とても緊張したけど、打った瞬間抜けたと思ってうれしかったです。ここまで来たからには絶対勝って優勝したいです。」
■エイジェック・大曾根莉生選手(写真右)
「(西湘には)ヴィーナスリーグでボコボコにやられてたんで、絶対勝とうって思って試合に入りました。足が速い人がいっぱいいたので、そこを警戒してやろうと試合前に話しました。(ピンチから登板)これまでも途中からマウンドに上がっていて、結構いいピッチングができていたのでいけるかなと思っていて、あまり緊張はありませんでした。(延長タイブレークの)8回に変化球で三振が取れたところが今日の投球で良かったところです。(決勝は)守備ではエラーなし、バッティングではチームの役に立てるようにして絶対優勝します。」