
Young RED QUEENS 1-11 むさし野硬式野球団 ALL SHINES(5回コールド)
シャインズの打線が爆発し、前回大会優勝のRED QUEENSを5回コールドで圧倒。3大会ぶりの準決勝進出を決めた。
シャインズは前日の初戦、BL九州ガールズを相手に延長10回、約3時間の熱戦の末勝利し迎えた一戦。試合は2回、RED QUEENS先発左腕・中本梨愛菜に対し2死無走者から、6番・菊地愛梨が右前安打で出塁すると、7番・松谷樹奈に右中間を深々と破るタイムリー三塁打が飛び出し先制。さらに捕逸間にも加点し2-0。
シャインズ先発・伊東瑚乃香は、ストライク先行のテンポの良い投球で2回まで無失点に抑える。3回には1死から三塁打、四球でピンチを招きスクイズで1点を返される。なおも2死一、三塁とされるも、 RED QUEENS4番・吉田音琉を遊ゴロに仕留め同点は許さず。
すると直後の4回の攻撃に打線が大爆発。3つの四球で2死満塁から押し出しで3点目を奪うと、ここから流れるようにつながる。2番・笹本優がピッチャー返しの中前タイムリー、3番・林明奈がレフトオーバーのタイムリー三塁打、4番・山之内純佳、6番・菊地愛梨のライトオーバーのタイムリー三塁打と次々に外野の頭を越し、打者13人、5本のタイムリーの猛攻で9点を奪った。
大量援護をもらった伊東は4回を三者凡退に抑えると、5回も簡単に2死を奪いコールドまで1アウトに迫ったところで降板。2番手で長谷川悠衣がピンチを招くも最後の打者を中飛に打ち取り5回コールドで準決勝に駒を進めた。
一方のRED QUEENSは追い上げムードの中、4回に四球から崩れ、9失点が重くのしかかり巻き返せず。連覇を狙った夏は準々決勝で涙をのんだ。