COLUMN

大会コラム

2024.07.29

BL関西女子 VS 履正社NINO

BL関西女子 9-11 履正社NINO(延長9回タイブレーク)

履正社がBL関西女子との延長9回タイブレーク、試合時間約3時間にわたる激闘を制しベスト8に進出した。

初回に1死から2番・竹内柑奈が左前安打、盗塁で二塁へ進むも得点できず。2回に7番・森山麗紋の適時内野安打で先制。

 

しかし2回に先発の西森絢音が先頭打者に同点のランニングホームランを浴びると、2死三塁で適時失策があり1-2とすぐさま逆転を許す。さらに3回にも2死から適時三塁打を浴び2点差に広げられる。

それでも5回に先頭の森山がレフトへ二塁打を放つと、犠打で三塁へ。ここで9番・片山翔亜がスクイズを決め1点差に迫ると、6回には相手2番手・森下純名から2つの四球と安打で1死満塁の絶好機をつくり、6番・辻本蒼空がレフトへ犠飛を放ち同点。

西森は6回に1死二、三塁の大ピンチを背負うも、前進守備のセカンド・竹内が難しい打球を処理しホームでアウトにする好プレーもあり勝ち越し点は与えず。同点のまま延長タイブレークに突入。

 

無死一、二塁で始まる8回表は、先頭の越智が犠打を決めると自らもセーフとなり、満塁。続く4番・山下美羽音、5番・西森が連続押し出し死四球で5-3。さらに2死となるも8番・高野香苗が四球を選びこの回3得点。

8回裏も西森がマウンドに上がり、連打で1点を返されるも、相手1番を遊直、飛び出した二塁走者もアウトにしダブルプレーで2死。それでもショートの失策でさらに1点を失うと、右前適時打を浴び6-6の同点に。

9回の攻撃は相手の落球で無死満塁、スクイズ失敗で1死となるも連続押し出しで2点を追加。ここから右飛も相手の落球で1点、さらに6番・辻本のレフトオーバーで2点を奪い11ー6。

9回裏には西森が連打で3点を返されるも、最後は三ゴロ併殺打に打ち取り激戦に終止符を打った。

 

一方敗れた関西女子は、継投に入った6回に同点に追いつかれると、6回の好機を生かせず。8回裏には2死から3番・雑賀こはるが起死回生の同点打を放つも、9回に力尽きた。

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