COLUMN

西湘Future1-10モンスターレディース

大会最終日、準決勝第1試合では9安打10得点の西湘Futureがモンスターレディースに勝利し、決勝へ駒を進めた。

1回裏、モンスターレディースは先頭打者が死球で出塁して2死二塁とすると、植竹真央がヒットで続き佐藤璃奈が2てタイムリーを放って先制する。

直後に1点を返され2対1で迎えた3回、1死から森本灯、塩原さくらの連続二塁打で1点を追加すると、2死と変わって佐藤がタイムリー二塁打を放ち4対1とリードを広げる。
5回は四球から相手のミスでさらに1点、6回には塩原の2点タイムリーなどで5点を追加。攻撃陣が先制、中押し、ダメ押しと効果的に点を奪い、終始試合を優位に進めた。

投げては先発・篠崎花絵が1失点こそしたものの、ランナーを背負ってから粘り強いピッチングで完投勝利。
モンスターレディースが優勝した第2回大会以来となる決勝進出を決めた。

敗れた西湘Futureは1点を追う2回、帆足咲羽のヒットなどで1死満塁とすると、大久保凛々花がスクイズを決めて1点を返す。

4回に2死二塁から大久保がヒットを放つが、ホームを狙った二塁走者が三本間に挟まれ挟殺プレーでアウト。その後も篠崎の前に1点が遠く、守備も3失策。投手陣も相手の勢いを止められず、6回は2連続押し出し四球と乱れ突き放されてしまった。